畳の張替えに和紙畳はおすすめ?イグサ畳との違いやメリット・デメリットを解説

公開日:2024/03/15  最終更新日:2023/12/06

メリットデメリット

畳の張替えを検討する際、和紙畳は近年注目を浴びています。一般的なイグサ畳と比べてどう違うのか、どんな特徴を持っているのか気になるという方もいらっしゃるでしょう。この記事では、和紙畳とは何か、イグサ畳との違いに焦点を当て、メリット・デメリットについて解説します。畳選びの際のポイントを押さえ、理想の畳で新しい空間を演出してみてください。

和紙畳とは?特徴やイグサ畳との違い

和紙畳は、日本の伝統的な畳の素材で、その特徴やイグサ畳との違いが際立っています。和紙畳は一般的なイグサを使用せず、代わりに和紙を編み込んで作られているのが特徴です。この独自の素材と製法により、和紙畳はオシャレでありながらも機能性が高く、多くの人に支持されています。

和紙畳は、和紙をこより状に巻き、さらに樹脂でコーティングして作られます。この製法から、畳は高い耐久性を備え、ダニにも強いというのが特徴です。イグサ畳と比較しても、和紙畳はその長寿命と清潔な特性から、住宅やインテリアにおいて好まれています。

イグサ畳はい草を素材として使用し、その特有の調湿効果や自然な手触りが魅力です。しかし、イグサ畳はダニに弱いというデメリットがあります。デザイン面でも和紙畳は魅力的で、銀白色、若草色、灰桜色、栗色などの定番色が豊富に用意されています。

また、織り方にもバリエーションがあり、これらの要素がさまざまなインテリアに適応しやすく、畳の印象を変える魅力を提供しているのです。そして、和紙畳は費用面においてもイグサ畳との違いがあります。

和紙畳への張替えは、表替えや新調が可能ですが、一般的にイグサ畳よりも費用が高くなります。しかし、その代わりに耐久性や機能性の向上が期待できる点が魅力です。和紙畳の場合、表替えの費用は主に畳表の材料費と工賃によって構成されますが、相場は1畳あたり約1万円から1万5,000円程度です。

新調の費用は、畳のサイズや仕様によって変動しますが、1畳あたり約1万7,000円から2万4,000円程度が相場とされています。

和紙畳のメリットとデメリット

和紙畳はその特性により、さまざまなメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。メリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

和紙畳は耐久性が高いため、畳が劣化しにくく、新品の状態を長く保つことが可能です。また、撥水性に優れており、汚れが染みつきにくいため、日常のお手入れが簡単です。ダニやカビの発生が少ないのも大きな利点であり、清潔で衛生的な環境を提供します。

そして、紫外線による変色が起きにくく、色あせが少ないため、長期間美しい状態を維持できます。さらに、床暖房にも対応しており、熱に強い性質から床暖房との相性が良いです。

デメリット

和紙畳は調湿効果がないため、湿気に弱いという一面があります。また、イグサ畳特有の香りや、イグサ畳の癒し効果を求める人には向いていないかもしれません。価格面では初期費用が高くなりますが、長期的にはメンテナンス費用がかからないという利点も考慮すべきです。

和紙畳は樹脂コーティングにより表面が硬いため、足当たりがイグサ畳よりも硬く感じられることがあります。そして、凹みが戻りにくい性質も持ち合わせており、重い物を置く際には注意が必要です。

和紙畳はどういう人に向いている?

和紙畳は、特定のライフスタイルやニーズに合った方々におすすめです。畳のメンテナンスが面倒だと感じ、お手入れをシンプルにしたい人にとって、和紙畳は理想的です。表面が樹脂コーティングされているため、汚れがついても簡単に掃除ができます。

また、畳の見た目にこだわりがある人にも和紙畳はおすすめです。豊富なデザインやカラーバリエーションがあり、インテリアにアクセントを与えられます。部屋の雰囲気やコンセプトに合わせて選ぶことで、畳の存在感を引き立てることができるでしょう。

小さな子どもがいる家庭やペットと暮らす人にとっても、和紙畳は優れた選択肢です。耐久性が高く、シミになりにくい特性があり、子どもやペットの活発な動きにも安心して対応できます。そして、い草のアレルギーを持っている人にとっても、和紙畳は適しています。

い草の香りがないため、アレルギーの心配がなく畳の利用が可能です。イグサ畳の香りが苦手な人やアレルギーを抱える人にとって、和紙畳は快適な畳の代替となるでしょう。

まとめ

和紙畳はその独自の素材と製法により、多くの魅力を持っています。耐久性が高く、撥水性に優れ、ダニやカビの発生が少ないなど、清潔で衛生的な環境を提供します。デザインやカラーバリエーションも豊富で、個性的なインテリアを演出することが可能です

また、畳の張替えにおいては初期費用がやや高めですが、その耐久性や機能性は高く、長期的なメリットが期待できます。和紙畳は、メンテナンスが簡単で畳の見た目にこだわる人、小さな子どもやペットのいる家庭、イグサ畳の香りが苦手な人、アレルギーを持つ人にとって理想的な畳の素材と言えるでしょう。

畳の張替えを検討する際には、自身のニーズに合った素材を選ぶことが重要です。

おすすめ関連記事

サイト内検索

【NEW】新着情報

床のカビや劣化を防ぐためにも、定期的な畳の交換が大切です。 一般的に、畳の張替えは10〜15年程度が推奨されます。裏返しでは2〜5年、表替えは5年程度など使用頻度や畳の状態によっても張替え期
続きを読む
「傷んでいる畳を修復したい」「畳を張り替えたいけどどこに頼めばいいかわからない」このような悩みを抱えている方も少なくないでしょう。いい状態で畳をキープするためには、定期的な畳のお手入れが必要
続きを読む
日本の伝統的な住まいには、畳が欠かせない存在となっています。畳の材料となるい草は日本の伝統的な床材であり、その機能は単なる床材以上に深いものです。い草は天然素材で、通気性に優れ、湿度を調整す
続きを読む