畳にも種類がある!違いや特徴を知って自分に合ったものを選ぼう

公開日:2024/06/15  

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畳には多様な種類が存在し、それぞれ異なる特徴や用途があります。本記事では、畳表や畳床の違いから、畳の選び方に至るまで詳しく解説します。自宅にぴったりの畳を見つける手助けとなる情報が満載です。畳の奥深い世界に迫りつつ、理想の和の空間を手に入れるためのヒントを探ってみましょう。

畳の種類とは?

畳は日本の伝統的な床材で、その種類は用途やデザインによって異なります。

まず、一般的な畳には大きく分けて3つの主要な種類があります。

縁あり畳

縁あり畳は、畳の両端に「畳縁」がつけられたもので、日本家屋でよく使用されています。

畳縁により、端や角が保護され、耐久性に優れています。この畳は普及度が高く、伝統的な雰囲気を醸し出すことが特徴です。

縁なし畳(琉球畳)

縁なし畳、または琉球畳は畳縁がなく、正方形の形状をしています。

これにより、モダンでスタイリッシュな和室を演出できます。とくに琉球畳は、独特ない草で作られ、畳目の方向による色の変化が特徴です。

床の間畳

床の間畳は、床の間専用に使われる畳で、サイズや形状に融通が利きます。

一般の畳とは異なり、床の間はインテリアの一部として考えられ、そのためほかの畳よりも高価です。

畳表の種類

畳表は和室の床を飾る重要な要素であり、その素材やデザインはさまざまです。

畳表の種類には伝統的なものからモダンなものまであり、選ぶことで畳の雰囲気を大きく変えることができます。

伝統的なわら畳表

伝統的なわら畳表は、わらを編んでできています。

この畳表は重厚感があり、心地よい感触が特徴です。また、断熱や保温の効果があり、耐久性や弾力性も優れています。しかし、気密性が低いため洋風住宅には向かず、価格も高めです。

和紙製畳表

和紙製畳表は、伝統的なわらではなく和紙を使用しています。

この畳表は滑らかな質感や上品な光沢があり、色褪せにくい特徴があります。モダンで洗練された雰囲気を演出でき、高級感を求める方に適しています。

色と柄を楽しむ畳表

近年では、伝統的な緑色だけでなく、さまざまな色や柄の畳表が登場しています。

アクセントカラーを取り入れたものや、市松模様やストライプなどのデザインで畳を彩ることができます。これにより、和室に新しいアートやデザインの要素を取り入れることが可能です。

モダンな建材畳表

わらを一切使用せず、化学繊維のみでできた建材畳表も存在します。

ダニやカビの発生が少なく、断熱性や防音性、耐久性が優れています。I型からⅢ型まで異なる構造があり、用途や予算に応じた選択が可能です。

畳床の種類

畳の土台となる畳床は、その素材によって特性が異なります。

伝統的なわら床から新しい建材畳床まで、畳床の種類にはさまざまな選択肢があります。

わら床

わら床は、昔ながらの畳床の代表格です。わらを編んで作られ、素材には重量感があり、触り心地がよいのが特徴です。

断熱や保温の効果が高く、耐久性や弾力性も優れています。ただし、気密性が低く、価格が高めというデメリットもあります。

建材畳床

建材畳床は、わらを一切使用せず、化学繊維だけで構成された畳床です。

ダニやカビが発生しにくく、断熱性や防音性、耐久性に優れています。Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型など異なる構造があり、用途や予算に応じて選択できます。

サンドイッチ畳床

サンドイッチ畳床は、わら床の間にポリスチレンフォームやインシュレーションボードを挟み込んだ構造です。

わら床に比べて軽量であり、断熱性も兼ね備えています。価格も比較的手頃で、わら床と似た感触を楽しむことができます。

快適な畳空間を手に入れるポイント

畳は日本の伝統的な床材であり、その素材やデザインにはさまざまな選択肢があります。

快適な和の空間を手に入れるためには、畳を選ぶ際に以下のポイントを考慮することが重要です。

畳表の素材

畳の表面を構成する「畳表」の素材は、和室の雰囲気や快適な座り心地に影響を与えます。

主な素材にはい草、和紙、化学繊維などがあります。い草は伝統的でありながらも自然な風合いがあり、和室に適しています。和紙はシックハウス症候群の予防や耐久性を考えるならよい選択です。化学繊維はダニやカビが発生しにくく、お手入れが簡単です。

畳のサイズと形状

部屋の広さや間取りに応じて、畳のサイズと形状を選ぶことが重要です。

通常の畳のサイズは約82cm×82cmで、これを基準にして必要な畳の枚数を計算しましょう。また、正方形や長方形だけでなく、特殊な形状の畳も選択肢として検討できます。

畳床の素材

畳表と同様に畳床も畳の快適性に影響を与えます。

わら床、建材畳床、サンドイッチ畳床などがあり、それぞれの素材には特長があります。畳床の素材選びは、畳の使われる環境や好みによって検討するとよいでしょう。

カラーバリエーション

畳のカラーバリエーションも畳を選ぶ上で重要なポイントです。

伝統的な緑色から茶色やグレー、ベージュなどさまざまな色が用意されています。部屋の雰囲気やインテリアに合わせて、お好みの色を選ぶことで畳が空間に調和し、一層おしゃれな印象を与えます。

予算とメンテナンス

畳を選ぶ際には、予算やメンテナンスのことも考慮しましょう。

畳の種類や素材によって価格が異なります。また、畳は定期的なお手入れが必要です。素材やデザインだけでなく、経済的な面や手入れの手軽さも比較検討して最適な畳を選びましょう。

まとめ

畳には畳表や畳床の異なる種類があり、適切な選択は和室の快適性やデザインに大きな影響を与えます。畳表はい草や和紙などで構成され、畳床はわら床や建材畳床があります。畳を選ぶ際には、素材や色、形状、予算、メンテナンスなどを考慮し、自分のライフスタイルに合った畳を見極めることが大切です。おしゃれな和の空間を演出するために、畳にまつわる種類や選び方を知って、快適な生活を楽しみましょう。

 

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